大垣書店 近江ARS『別日本で、いい。』フェア開催

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別様の日本が、そっと姿をあらわす。
大垣書店で開催──松岡正剛編著『別日本で、いい。』フェアのご案内
 
4月29日より、京都・大垣書店3店舗にて、近江ARS『別日本で、いい。』フェアがはじまります。舞台は、京都駅前「イオンモール京都店」、文化の交差点・烏丸三条の「烏丸三条店」、そして近江との結びを象徴する大津の「一里山店」。
 
昨年、草月ホールで大きな話題を呼んだ近江ARS TOKYO「別日本があったって、いい。――仏はどこに、おわします?」から、ちょうど一年。日本文化を根底から組み替える挑戦を重ねてきた近江ARSが、いま書店業界で注目を集める大垣書店の協力をいただいて、新たな"別様の扉"をひらきます。
 
フェアの中心は、今春重版となった『[近江ARSいないいないばあBOOK]別日本で、いい。』。「別日本でいい」「21世紀の節会」「仏教は見ている」「近江紀」──4つのキーワードを手がかりに、本棚の表と裏から、未知の地平を探る体験へと誘います。
 
棚の設え、見出し、POPの一つひとつにも、近江ARSならではの編集的な仕掛けを凝らしました。帯を纏ったキーブックは、それぞれ異なる技芸をもつメンバーが言葉を添え、まるで本棚全体が静かに共鳴しあうような構成に。
 
──なぜ、こんなフェアを開くのか。
 
近江ARSが、創設以来、大切にしてきた合図があります。
それが「いないいないばあ」です。
 
目に見えないもの、まだ言葉にならないものを、いったん、そっと隠しておく。
そして、しかるべきときに、「ばあ」と思いがけないかたちであらわす。
これは、世界を読み換えるための小さな、しかし根源的な方法。
 
今回のフェアは、その"いないいないばあ"の精神を、書店空間のなかでかたちにする試みでもあります。まだ誰も見たことのない「別様の日本」が、静かに姿をあらわそうとしています。あわせて、近江ARSプロジェクトの断片を垣間見ることのできるリーフレットもご用意しました。
 
 
松岡正剛の日本編集は、いま、近江に脈打っています。
未来を変える小さな「ばあ」に、ぜひ立ち会ってください。
 
この春、あなたの中に眠っている別様の感覚が、ひらかれるかもしれません。
どうぞ、そっと覗きにいらしてください。
 
 
―――『別日本で、いい。』ブックフェア プロジェクト
発案:中山雅文(近江ARSチェアマン/株式会社中山事務所)
企画・構成・意匠:中村碧(株式会社百間)
選書:近江ARS、広本旅人(『別日本で、いい。』編集長)、清塚なずな他
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 近江ARS『別日本で、いい。』フェア開催
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日時・会場
 
① 大垣書店 イオンモールKYOTO店
会場 :​京都市南区八条通西洞院下ル イオンモールKYOTO Kaede館2F
日時 :​2025年4月29日から6月1日まで
 
② 大垣書店 烏丸三条店
会場:​京都市中京区烏丸通三条上ル御倉町85-1 KDX烏丸ビル1F
日時:​2025年4月29日から6月1日まで
 
③ 大垣書店 フォレオ大津一里山店
会場:​大津市一里山7丁目1-1 フォレオ大津一里山 1F
日時:​2025年4月29日から6月1日まで
大垣書店 イオンモールKYOTO店
大垣書店 烏丸三条店
大垣書店 フォレオ大津一里山店
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 書籍『別日本で、いい。』
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タイトル:『[近江ARSいないいないばあBOOK]別日本で、いい。』
著者  :松岡正剛/編著
執筆  :福家俊彦、末木文美士、田中優子、隈研吾 ほか+近江ARS
出版社 :春秋社
価格  :3,300円
 
 
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『別日本で、いい。』は、近江ARSのマニュフェストである。創設者は、湖北・長浜にルーツをもつ編集工学者・松岡正剛。その近江ARSの思考と方法は、プロデューサーであり百間代表の和泉佳奈子へと脈々と受け継がれ、現在は近江を拠点に、関西一円および全国から集う「近江ARS」の仲間たちとともに、さまざまなプロジェクトが進行中です。
近江ARSには、世代も職業も異なる多様なメンバーが集います。天台寺門宗総本山三井寺(園城寺)の長吏である福家俊彦氏をはじめ、中山事務所 代表取締役・中山雅文氏、叶 匠壽庵 代表取締役社長・芝田冬樹氏、びわこビジターズビューロー 会長・川戸良幸氏らが中核を担い、さらに観音ガール・對馬佳菜子氏、EDITHON代表取締役・櫛田 理氏、冨田酒造十五代目・冨田泰伸氏、六角屋 代表取締役・三浦史朗氏など、個性あふれる面々が集っています。
さらに、『別日本で、いい。』にも登場する、日本への強い志をもつ多彩な“近江同志“がこの活動に加わります。日本仏教を総点検する仏教学者・末木文美士氏、建築家・隈研吾氏、江戸文化研究者・田中優子氏ら、多方面の知と感性が交差する場がここにあります。


執筆:林愛
 

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