12月3日 近江ARS「百間サロン@DONGREE COFFEE ROASTERS」申込開始
近江ARS「百間サロン」は、語らなければ見えてこない「もう一つの日本」を再発見する場です。職業もばらばら、年齢もまちまち、見方もいろいろ。初対面同士でも、よく聞き、よく笑い、よく悩む。そして、よく話す。隠れていた「もう一つの日本」が向こうからやってくる時まで、時間いっぱい語り尽くします。
次回は、12月3日(火)滋賀県湖南市のブックカフェ「DONGREE COFFEE ROASTERS」で開催します。テーマは「豊かさー1杯の珈琲とサロン文化圏」です。特別ゲストは、DONGREE COFFEE ROASTERSの店主・焙煎士のドリーさんです。
ドリーさんは、「”できっこないこと”こそやりたくなってしまう」と笑います。湖南市での店舗経営を始めてから4年が経過し、人々が立ち寄り、くつろぎを得る場所となっています。白く塗られた扉を開くと、丁寧に揃えられたスリッパに迎え入れられ、まるで個人宅にお邪魔したよう。提供主の読書体験を記した栞が挟む栞本、作り手の温もりが息づく作品、そして、柔らかい光と音に包まれて、一杯のコーヒーでいくらでも時間が過ぎていきます。
閑静な住宅街の一角での店舗経営は、経済合理性の観点からのみ見れば、決して楽ではないはずです。が、ドリーさんは、忙しい中でも、イベントの企画・運営にも力を注いでいます。コーヒー、そして、イベントを通して、生み出したいのは「大人たちが本気で遊びを楽しむ場と時間」。店舗経営の先に見据えるのは、『お金のいらない村づくり』とのこと。経済合理性だけに留まらない、別のモノサシをお持ちです。
今回の百間サロンではちょうどよく人が集まり続けるDONGREEで、ドリーさんと対話しながら、豊かさについて交わします。この日かぎりのコーヒーの香りとともに、お楽しみください。
近江ARS「百間サロン」では、井伊直弼とカフェが「茶室」でつながることもあれば、観音信仰とファッションが「足先」で重なることもあります。縄文土器から医療まで話が飛ぶこともあれば、最澄・空海からChatGPTまで行き来することもあります。常識を問い直し、視点をずらし、領域をまたいで対話をかさねていると、近江の語り方が、ちょっとづつ変化していることに気が付きます。
近江ARS「百間サロン」
◎日時
2024年12月3日(火)16時~18時30分
◎テーマ
豊かさとは?
ー 1杯の珈琲とサロン文化圏 ー
◎場所
湖南市石部西1丁目5−7
◎出演
ドリー(DONGREE COFFEE ROASTERS 店主・焙煎士)
◎進行
和泉佳奈子(近江ARSプロデューサー|百間代表)
◎定員
30名
◎ 参加費
2,000円(税込)
◎申し込み
◎主催
◎お問合せ
近江ARS本部 滋賀県大津市栗林町3-1中山事務所内 中山雅文
近江ARS総局 東京都千代田区九段南2-2-8松岡九段ビル百間内 和泉佳奈子
omi@arscombinatoria.jp (近江ARS 担当 中山・和泉)