12月2日 末木文美士氏による第6回「還生の会」申込開始
6世紀頃に日本に伝わったとされる仏教は、日本人を取り巻くさまざまな要素と混ざり合い「日本仏教」という独自の思想として形づくられてきました。還生の会では、仏教学者の第一人者である末木文美士氏を数回にわたてお招きし、仏教学・歴史学・民俗学・文学史・美術史など、異なるジャンルとのつながりのなかに立ち上がる仏教と出会い直します。並走しますのは、近江ARSの編集工学者の松岡正剛、三井寺長吏の福家俊彦はじめ近江ARS一同です。日本仏教を広い視座から見直し、日本が未来に継承すべき「大事」を伝える場づくりに活かしてまいります。
なお今回は、長浜の地元みなさんのご協力をたまわりまして、湖北の風土や文化とともに還生の会を開催いたします。
6回目「近代仏教の苦闘―グローバルか、ナショナルか」の現地参加の申し込みを受け付けさせていただきます。末木文美士氏のソロトーク、及び近江ARSの編集工学者・松岡正剛と三井寺長吏・福家俊彦を交えた鼎談をご用意しております。
近代になって、仏教はグローバル化しました。その波は日本仏教にも押し寄せ、大きな変化を迫られたのです。清沢満之、田中智学、そして鈴木大拙らは、何を批判し、何に加担したのか。維新期の神仏、国体と仏教、霊性論と仏教を比較しながら、明治以降にどのような変遷をとげてきたのかという視点をめぐって近代仏教を語り尽くします。
近江ARS 第6回「還生の会」の詳細
◎日時
令和5年12月2日(土)13時30分〜18時00分頃(受付開始13時〜)
◎テーマ
「近代仏教の苦闘ーグローバルか、ナショナルか」
<第1部> 兆し
<第2部> 語り |末木文美士ソロトーク
<第3部> 振舞い
<第4部> 交わし|末木文美士、松岡正剛、福家俊彦 ほか
*後日、「還生の会6」の映像記録を編集して有料配信いたします。
◎場所
長浜別院大通寺|〒526-0059 滋賀県長浜市元浜町32−9
◎出演
末木文美士 未来哲学研究所所長
松岡正剛 編集工学者
福家俊彦 三井寺長吏
◎定員
現地参加 約80名
◎参加費
<第1・2・3・4部>現地参加費|13,000円(税込)
*HYAKKEN MARKETにて事前支払いをお願いします
◎推薦図書
末木文美士著『日本の近代仏教 思想と歴史』 講談社学術文庫
末木文美士著『日本仏教入門』 角川選書
末木文美士著『日本宗教史』 岩波新書
末木文美士著『日本思想史』 岩波新書
松岡正剛著『千夜千冊エディション 戒・浄土・禅』 角川ソフィア文庫
◎参考千夜千冊
◎主催
近江ARS(アルス)
https://arscombinatoria.jp/omi
◎お問合せ
近江ARS本部 滋賀県大津市栗林町3-1中山事務所内 中山雅文
近江ARS総局 東京都千代田区九段南2-2-8松岡九段ビル百間内 和泉佳奈子
omi@arscombinatoria.jp (近江 ARS 担当 中山・和泉)
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◎新型コロナウイルスに関するお客様へのお願い
発熱・咳などの症状がある場合は、体調を最優先していただき、
ご来場を控えていただきますようお願いします。